ダーツについて

ダーツの楽しみ方

ダーツゲームの紹介

アンダー・ザ・ハット
2人から何人でも楽しめます(1人の持点3ポイント)
このゲームは何人で行っても競う相手は、前の人。とにかく前者の得点より高い点をとれば勝ち残れます。
ミドルフォーディドルで順番を決める。先攻の人が3本投げて合計点をスコアー表に記入します。次の人は前者の点数より高い点数を出せばクリヤーです。低い点又は、同点を出した場合は、それぞれ自分のポイントから1点ずつ引かれて行きます。ポイントの持ち点が無くなった時点で負けとなります。最後まで残った人が勝者です。
ラウンド・ザ・クロック
何人でも参加出来ます
まず順番を決め、「1」から「20」までの数字(シングル、ダブル、トリプル、含む)に順番に入れていきます。1スローづつ投げて交代して行きます。狙いの数字に入らなければ、いつまでも次の数字に進むことが出来ません。早く進んで20に入った時点で、ゲームセット。先に入れた人が勝者です。 このゲームでは、上級者向けにタブルまわりと、トリプルまわりがあります。ダブルまわりは、全部の数字をダブルに入れていかなければ先に進めません。イン・ブル(ダブルブル)まで入れてやると面白みは更に増えます。ゲームの書き方は、入ったところに○印をつけていきます。入らない場合は無印です。
ハーフィット(ダブルダウン)
何人でも参加出来ます
順番を決めスタートさせます。1人の持ち点は40点。この40点を増やして行くゲームです。
決めた数字のエリアとダブルとトリプルに入れて競技します。  順番に「15」「16」ダブル(どこでもOK)「17」「18」トリプル(どこでもOK)「19」「20」「ブル」(アウターブル、インブルどちらもOK)と狙っていきます。毎回入った点数がプラスされていきます。しかし3本のダーツが1つも入らなかった場合は、逆に持ち点数が半分になります。奇数のときは1プラスして半分にします。最後のブルが終わった時点でゲームセット。持ち点の多い人が勝ちです。
D/ダブルはどこのダブルでもOK、25のダブルのダブルブル(インブル)でもOK。
T/どこのトリプルでもOK。
B/ブルはアウターブルでもインナーブルでもブルはブルだからどちらでもOK。
15、16その他の数字は数字のわくならば、ダブルでもトリプルでもOK。
チェイス(ミッキーマウス)
1対1か2対2もしくは3対3
順「20」「19」「18」「17」「16」「15」「トリプル」「ダブル」「ブル」定められたエリア(その部分)を狙い1本入れば×印を1本書く。この×印を3本ずつ全部のエリアに入れるゲーム。(どこからスタートしてもOK) アライブ  相手より先に1つのエリアに3本入れること!そのエリアに相手が3本入れるまでにそのエリア内で点を取ることが出来る。

(1)Aさんは20に3本いれてアライブ。ここからがスコアーとなりスコアー表に書いて行く(4本目から得点になる)。 キル  相手がアライブの時、自分も早く3本入れて、相手の得点のチャンスを止めた時の事。

(2)Aさんの次にBさんが20に3本入れて20をキル。 横線を引いてスコアー表から20のエリアを消す。(20の数字にお互い3本づつ入ったのでなくなる)。

(注)例えば20トリプルに入れば×印が20に3本でアライブにできます。しかしトリプルのエリアもありますからトリプルに×印1本入れてもよい。ダブルも同じ様に使い分ける。 タブルブルでブルに×印が2本ですが、ダブルブルはアウターブルのダブルになるのでダブルに×印1本入れてもよい。 上記の内容で一方がアライブして点を取り一方がキルしてゲームを進め点の取り合いとなる。そして早く全てのエリアに×印を3本ずつ入れて相手より得点が多ければ勝ち。

公式競技501(ファイブオーワン)

ダーツには色々なゲーム方法がありますがどのゲームにおいてもプレーヤーは対戦相手と交代で1回に3本のダーツを投げます。
世界各国で一般的に愛好され、公式競技に用いられているのは、501(ファイブ・オー・ワン)といい、定められた501点の持ち点を3本のダーツを投げ合計得点を持ち点から減点して最後に残りの点数をダブルリングもしくはダブルブルに入れてちょうど0点にした方が勝ちです。

(1)先攻の決め方をミドルフォーディドルと言います。 正式には、コイントス(コインの裏表で先攻を決めます)が、通常では、ジャンケンで勝った方から先に1本のダーツをブル(ボードの中心)に向かって投げます。刺さった矢のポイントが中心に近い方が先攻となります。(ブルどうし又は、ダブルブルどうしは再投)

(2)ゲームは3本(3レッグ)勝負で行い2レツグ先勝した方が勝ちです。 これをベストオブスリーといい1試合(1セット)と呼びます。もちろんストレートでも勝敗は決まります。引き分けはありません。ですから2レッグで決まる時、3レッグで決まる時、何度も先攻を決めるのではなく1レッグ目で先攻を取った者が1レッグと3レッグの先攻となり2レッグ目の先攻は相手側となります。

1.先攻を決めて、試合開始
A選手がミドル・フォー・ディドルで先攻と決まり、試合は開始されました。 以下、A選手とB選手の得点の推移は次の通りです。
2.近づくダブル・フィニッシュ
持ち点の残りが170点になってきますと、3本でフィニッシュを迎えることが出来るようになります。まずA選手から見てみましょう。

159点という数字は3本でフィニッシュ出来ません。ですから、6回目でフィニッシュにはもって行けないので、7回目でフィニッシュしやすい数字になるようにすればよいわけです。A選手は6回目で43点を取り、残り116点を3ダーツでフィニッシュするには、
トリプル20+シングル16+ダブル20
トリプル20+シングル20+ダブル18

B選手の残り154点を3ダーツでフィニッシュするには、トリプル20+トリプル18+ダブル20で、この現時点では、A選手の方が有利です。
3.フィニッシュの狙いへ
A選手はまずトリプル20を狙ったが少し上へそれてシングル20に入ってしまったため、方針を変更し再度トリプル20を狙って、みごとトリプル20に入れました。残りは36点です。ダブル18が狙いです。3投目にダブル18を狙いましたが、シングル4に入ってしまい、残りを32点としました。 今度はB選手の出番で、まずトリプル20は取ったのですが、2投目のトリプル18狙いがシングル18に入ってしまい、残りが76点でフィニッシュが出来なくなりました。 そこで次の回にフィニッシュしやすいようにトリプル20にいれました。残りは16点です。
4.A選手の残り32点のフィニッシュ
8回目のA選手
(1)第1投目は16ダブル狙いがそれて16のシングルに
(2)第2投目は8のタブルもそれて8のシングルに
(3)第3投目は見事に4のダブルに入りフィニッシュ。
A選手の勝利に終わりました。
4.A選手の残り32点のフィニッシュ
8回目のA選手
(1)第1投目は16ダブル狙いがそれて16のシングルに

(2)第2投目は8のタブルもそれて8のシングルに

(3)第3投目は見事に4のダブルに入りフィニッシュ。
A選手の勝利に終わりました。

501スコアの書き方